第1回アティオフ使用構築 某バンギスタン & 対戦レポート


種族 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
バンギラス 悪の波動 岩雪崩 冷凍ビーム 大文字 気合の襷 砂起こし
ドリュウズ 地震 アイアンヘッド 剣の舞 岩雪崩 命の珠 型破り
ボーマンダ 恩返し 竜の舞 身代り 羽休め ボーマンダナイト 威嚇
クレセリア サイコキネシス リフレクター 月の光 トリックルーム ゴツゴツメット 浮遊
ファイアロー ブレイブバード フレアドライブ 追い風 剣の舞 鋭い嘴 疾風の翼
ロトム 10万ボルト ハイドロポンプ トリック 拘り眼鏡 浮遊

配分

種族 性格 配分
バンギラス 冷静 HCぶっぱ
ドリュウズ 陽気 ASぶっぱ
ボーマンダ 陽気 ASぶっぱ
クレセリア 図太い ダブルの流用
ファイアロー 陽気 ASぶっぱ
ロトム 控えめ HCぶっぱ


【全体解説】

当日の朝に適当に組んだので書くことがありません。

で終わらせるのもなかなか悲しいのでそれっぽいことを書きます。

まず注目したのはメガボーマンダ。巷ではローテのメガシンカボーマンダ、ガルーラ、クチートの3強と言われているらしいが、自分の中ではボーマンダ1強。

メガボーマンダは火力、素早さ共に高く、特にサポートをせずともスカイスキンの適応された恩返しや捨て身タックルを連打しているだけで仕事ができる。その上竜の舞という強力な積み技を持っているため相手にかける圧力は凄まじい。また、タイプも優秀で強固な並びを作りやすいというのも評価に値する。

メガガルーラはまずメインウェポンであるノーマル技の一貫性の低さが大きな欠点。タイプは単ノーマルで耐性で睨みを利かせることもできないため、相手に付け入る隙を与えやすい。正直滅茶苦茶弱いと思うんだけど、使う人が一定数存在しているのが不思議。じゃんけんくっそ強かったら活躍するのかもしれない。まあローテはいかに相手にきつい択を迫って、自分が楽をするかってゲームなんでこういうポケモンはいらんのですわ。

メガクチートは火力が高く、耐性も優秀なものの、不意打ちの不安定さからトリルがないと動きにくいのがマイナスポイント。そこに追い打ちをかけるのが6thのトリル役の弱さ。ファイアローギルガルドの登場、タイプ相性変更によるサザンドラシャンデラの強化でトリル展開自体が狙いにくくなってしまい、トリル役を採用すると打点が1枚減ってしまうだけという事態に陥りがち。トリラーとして使うならポリ2が一番マシで、ブルンは一応ワンチャンありそうかなといった程度。他のトリラーは弱すぎるので極力採用を避けるのが望ましい。

また、クチート構築の特徴としてクチートが落ちるとその時点で試合が終わってしまうというものがある。例えばガブボルトクチートブルンなんかは択負けてガブにクチートを落とされたら、あとはニンフィアの嬌声で試合終了。ボーマンダ構築はボーマンダが落ちても戦える構造を作るのが容易なので、そこはかなり大きな差であるように感じる。

全体解説と銘打っておきながら前置きがくっそ長くなってしまった感はありますが、ここから下は構築について綴りますw

ボーマンダを使う上でまず考えたいのは地面枠。ボーマンダの欠点として電磁波に弱い、特殊耐久が高くないので眼鏡電気の攻撃で大ダメージを食らうということが挙げられるので、そこに対して択を作れる地面は必須。今回選んだのはドリュウズ。ローテの地面枠としてはガブリアスのシェアが圧倒的に高いが、ボーマンダと並べにくいというのが気にいらない点。ガブリアスボーマンダの場合、表のガブリアスで電気を牽制しつつ、裏から死に出しでボーマンダを場に送りだす形が一般的だと思うが、壁+眼鏡電気のような地面枠を選出しつつボーマンダで睨みを効かせたい相手を見た際に選出に窮するだろうと考えて候補から外した。その点ドリュウズならばボーマンダとの相性は抜群。耐性面はもちろんのこと、攻撃面でもボーマンダの苦手なフェアリーを鋼技で葬り去れるのが優れている。ボーマンダドリュウズさえ残っていればどんなに追いつめられても択次第でいくらでも挽回は可能なので、立ち回りを組み立てるのは容易である。

次にガブキッスロトムアローで地面飛行+ロトムアローの形が強いのはわかり切っていたのでロトムアローを採用。6thに入ってからの私のローテ記事を見ていただければ1発でわかると思うが、ガブキッスロトムアローしか使っていなかったのでとりあえず安定を取った形。まあボックス眺めてて目についたからぱっと入れた感はある。

ドリュウズがいてバンギがいないのはきもかったのでバンギラスを採用。口プでロトム2体持っていったんでまあ悪くなかったかも。

最後は上記5体でトリル耐性が薄いと感じたので、張り返せるクレセリア。トリル役の中で相性補完が一番きれいだったので採用した。

種族値は気持ち低めなものの、相性補完は綺麗で割と自分らしい構築になった気がする。構築名はボーマンダバンギラスから取って某(ボー)バンギスタン。決して某アズマゴローとは関係ありません。


【個別解説】

バンギラス

物理が多めだったので襷特殊で採用。CSにしたかったけど個体がいなかったのでHC最遅。炎技はナットレイへのダメージを見て大文字。


ドリュウズ

珠が最強。珠地震でHガルド、珠アイアンヘッドでHBニンフィア、珠岩雪崩で無振りボルトロスを落とせるため。性格は控えめサザンや臆病ドランを上から叩ける陽気一択。剣舞はピクシーを見て採用。型破りで天然を無視して剣舞アイアンヘッドを叩きこむ。


ボーマンダ

一般的なボーマンダの技構成を知らないので何とも言えないところだが、恐らく特殊な技構成をしているので解説する。反動ダメージ込みでボルトロスの眼鏡10万で落ちるのを嫌って恩返しを採用。意地っ張りならサザンドラマリルリを1発で落とせる捨て身はワンチャン。他に鋼を削れるポケモンが多いため地震は不要。壁や高耐久、ボーマンダミラーを考えると竜舞は切れない。全体的に状態異常耐性が薄いため身代りが欲しい。最後は身代りと合わせて面倒なポケモンを遅延で潰せる、不意打ちを透かして回復ができるという点を評価して羽休めを採用。守るの優先度は5位だったので不採用となった。守るがあればガブの剣舞を見てからでも安全にメガシンカできる、身代り守る羽休めで遅延性能を更に伸ばせるといったように有効に働く場面は多い。

配分は安定の陽気AS。耐久を伸ばしたい感はあったが振り直すのが面倒くさかった。というか構築考えたのが当日の会場なんだから振り直すもクソもないw


クレセリア

最初ダブル用のサイキネ、冷凍、電磁波、月光の電磁波をトリルにしてそのまま持っていこうと思ったが、ぴろに見せたところ「冷凍よりリフじゃね?」と言われたのでリフレクターを採用した。

接触ダメージがないとただの小奇麗なおまるなので、持ち物はゴツゴツメット


ファイアロー

テンプレ。ファイアローはこれ以外あり得ない。ファイアローを見た瞬間にこの型を思いついた私ってやっぱ天才じゃないですか?(熱い自画自賛


ロトム

大正義HC眼鏡。私が水ロトム使うと選出画面の時点で眼鏡ってばれるのがディスアドすぎて萎える。とは言え眼鏡以外のロトムはクソゴミ洗濯機なので止む無し。

雷は雨ナットやグドラに対するダメージを見て採用。すいすいはオムスターが流行ってるらしいので変えていいかも。


【対戦レポート】

※敬称略

VSぷーしゃん ○ 4-0

相手の構築 ニョロトノ オムスター ガブリアス ボーマンダ ニンフィア ナットレイ
自分の選出 ボーマンダ ドリュウズ 水ロトム + ファイアロー 
相手の選出 ニョロトノ オムスター ナットレイ + ボーマンダ

・対戦内容

普通にやって勝ち。この雨パは結構前にレート潜ってた時に割と当たったけど全部勝ってたので怖くなかった。


VSなの ○ 3-0

相手の構築 ガブリアス ライコウ サザンドラ ハッサム ゲンガー マリルリ
自分の選出 ボーマンダ ドリュウズ 水ロトム + ファイアロー
相手の選出 サザンドラ ガブリアス ハッサム + ゲンガー

・対戦内容

普通にやって勝ち。ライコウの壁が怖かったけど選出されなくて助かった。


VSタツヤ ○ 4-0

相手の構築 カイリュー ハッサム テラキオン ウルガモス エルフーン 水ロトム
自分の選出 ボーマンダ ドリュウズ 水ロトム + ファイアロー
相手の選出 ロトム エルフーン ハッサム + テラキオン

・対戦内容

初手で水ロトムに型破り地震を叩きこんであとは流れで。


VSモリソン ○ 3-0

相手の構築 ニョロトノ カブトプス ファイアロー デンリュウ ユクシー ナットレイ 
自分の選出 クレセリア ドリュウズ 水ロトム + ボーマンダ
相手の選出 ナットレイ デンリュウ カブトプス + デンリュウ

・対戦内容

トリルが怖かったので返せるクレセリアを選出。ナットはドリマンダでゴリ押せるやろーと思ってたけど、選出決定ボタン押してからユクシーなら鈍いやんということに気づき焦る。案の定詰みかけるものの、じゃんけんに勝ってナット以外全部殺してしばらくしてから降参を頂く。

2回目の鈍いをされた時点でこれ以上積まれるとあかんと考えて「これ遅延しますねー」と言ったが1回目の鈍いの時点で宣言して、遅延の素振りを見せることで鈍い積みを封じながらドリュマンダ叩きつけて勝つほうがスマートだった。要反省。


VSだいあん ○ 3-0

相手の構築 ギャラドス サーナイト ヤミラミ キノガッサ 火ロトム ニドキング
自分の選出 ロトム ボーマンダ ドリュウズ + ファイアロー
相手の選出 サーナイト ヤミラミ キノガッサ + 炎ロトム

・対戦内容

初手サーナイトでトリルを張られるが水ロトムを捨てながらターンを凌ぐ。裏から来た炎ロトムがやばそうな気配を出してたものの、型破り地震でぶち殺して残りはマンダで一掃。


VSワニノコ × 0-3

相手の構築 ボーマンダ ギルガルド キノガッサ エンテイ カイリュー バンギラス
自分の選出 ロトム ボーマンダ ドリュウズ + ファイアロー
相手の選出 ボーマンダ ギルガルド キノガッサ + カイリュー

・対戦内容

全勝予選抜けがかかっているかつ相手がワニノコということで負けられない試合。

1ターン目はドリュマンダ残せばまあなんとかなるやろと思って水ロトムから動かしたところ、ガッサから胞子を貰う。

2ターン目はガルドにドリュの地震合わせたら風船持ちで身代り張られて激萎え。

その後ロトムの即起き等もあり徐々に序盤のディスアドバンテージを取り返していくものの、マンダ捨てを読み切れず択外しで負け。

ワニノコと言えば意味のわからないクソみたいな立ち回りって印象があったけど、かなり綺麗な立ち回りになっていたので成長を実感して感動した。選出画面の時点でマンダが身代り持ってそう、ロトムが眼鏡、アローはテンプレまで読まれてしまって流石に6thの引き出しを増やさないといかんかなという気にはなったw 副主催お疲れ様!


VSワイルド × 0-3

相手の構築 ガブリアス ボーマンダ クレッフィ ニンフィア シャンデラ 水ロトム
自分の選出 ロトム ボーマンダ ドリュウズ + ファイアロー
相手の選出 ニンフィア ボーマンダ クレッフィ + 水ロトム

・対戦内容

普通に壁展開されて負け。初手壁から入らずにしっかり竜舞を選んでくる、こちらの裏アローを読んで裏に水ロトムを置くなど色々と読まれていたのも頂けなかった。彼は私のブランク期間が長いのは知っているはずなので、油断してくれないかなと思ったが全くそんなことはなくて涙。

ドリュウズ剣舞をうまく使えば勝てていたはずだが、殆ど使ったことがない枠だったので失念。対戦経験の少なさに起因する発想力不足が露呈してしまった試合だった。

しっかり最強のメガシンカであるボーマンダと最強の壁張りであるクレッフィを採用している素晴らしい構築。優勝おめでとう!


【選出パターン】

・基本選出


ボーマンダ ドリュウズ 水ロトム + ファイアロー 

対戦レポートを見ていただければわかるとは思うが、ほぼこの形でしか選出はしていない。基本選出の強固さというのはローテに限らずどのルールにおいても強い構築の必要条件だと思うが、そこは満たせていたのではないかと考えている。

バンギを出す時はロトムの枠に入れる感じだけど、採用理由がくっそ適当すぎて出せなかった。もうちょっと出して良かったはず。構築名に某バンギってつけたかったがためにバンギラスを採用していた節はある。

クレセを出す時はバンギ、クレセ、ロトムドリュウズ、裏マンダでトリルからごりごり削ってマンダで攻めようとは考えていたものの、バンギを信用できなかったためにこの形での選出は無かった。ぶっつけ本番で強いとわかりきってる基本選出を崩してまでやる度胸がなかったので安定を取った形。バンギの感触は事前に確かめておいた方が良かったかもしれない。なんで当日の朝に構築考えたんだ。


【所感】

結果はベスト8で一応ブログ更新権を得たので、久しぶりにローテ記事を更新。ただ、ワイルドさんとワニノコの対戦では実戦不足による弊害が露骨に出てしまったので正直全然喜べない感じ。

しかしながら、私、リィズ、ぴろがベスト8、ワイルドさんはなんと優勝ということでユニバース勢の目覚ましい活躍っぷりは喜ばしいところ。みんな某バンギらなくて本当に良かった。

※某バンギる・・・普段から偉そうなことを言っておいてオフで予選落ちすること。その場合2次会には参加せず、相席屋でブスを引いて、憂さ晴らしに○っ○ブに言ったことをレポートとして書いて、ブログに上げなくてはいけない。

ユニバース勢の構築はどうだったかというと、まず全員メガシンカボーマンダ。私とぴろは構築がほぼ同じで、ぴろの構築だとクレセリアの枠がクレッフィとなっている。使用者が二人とも予選を抜けているということで、バンドリュマンダアローロトム+αは普通に強いのかもしれない。リィズとワイルドさんは壁張りクレッフィを採用したグッドスタッフとなっている。各人の構築の詳細は本人のブログ更新を待っていただきたい。

今回のローテオフを通じて、メガシンカボーマンダが最強で、そのボーマンダをサポートするための壁張りを組み込んだ構築が現ローテ環境の結論に極めて近い形であるという認識を得られた。とりあえずローテにおける私の当面の目標は壁ボーマンダ構築の完成。クソ過疎ゴミゲームのローテレートで回しても何ら得られるものは無いので、机上論で形を固めつつ、ユニバース勢間でのフレ戦で構築の完成度を高めるつもり。

第1回アティオフはどうだったかというと、非常に楽しめました!やっぱなんだかんだ言ってローテ勢は知り合いが多いので楽しかったですねw アティエスさんはオフ主催どころかオフ参加が初めてだったらしいのですが、進行が非常にスムーズだったので、気持ち良く対戦できました。アティエスさん、本当にお疲れさまでした。