【剣盾】無敗でマスターに到達したバンドリュ【シングル】【シーズン1】
サブロムで使用して18-0でマスター到達。シーズン1段階でのシングルの思考を整理しておきたいのでメモ代わりに更新。
見た目についてはシーズン初期に使用したバンギアーマーからアーマーガアをトゲキッスに変更しただけだが、中身は打って変わって死に出しからの展開を重視した攻撃的な構築となっている。
★構築経緯
①現状バンギラス、型破りドリュウズ、トゲキッスが使用率上位を占めており、それらに強い砂かきドリュウズは間違いなく環境に刺さっているだろうというところから構築をスタート。(ちなみに19/12/31現在砂かきドリュウズはとっくにメジャーな存在になっているので、やや使うのが遅かった感はある。まあみんな考えることは同じということで・・・。)
②砂かきドリュウズを使う以上、相手の襷やダイマックス前のHPを削れるステルスロックは欲しいところ。今回はバンギラスを選択。特性砂おこしでドリュウズがダイロックを撃たずとも砂かきを発動させられるのが嬉しい。
カバルドンとどちらを採用するか迷ったが、カバルドンは不意の挑発やラム、積み技+ダイマックスで起点にされるのがつらく、苦しい択が増えるのを嫌って採用を避けた。
③バンギラス+ドリュウズだと水、地面、格闘と一貫して抜群を取られるタイプが多く、バンギラスなしでもドリュウズを出せるよう別途サポート役が欲しいと考え、壁ドラパルトを採用した。バンギラス、ドリュウズ両方との相性保管が良好で選出に組み込みやすい。
④ここまでで相手の砂かきドリュウズ、アーマーガア、カバルドンといった面々がつらいため、補完として水ロトムを採用。起点系で鬼門となる受け回しに対してもトリックで引っかき回すことができる。
⑤ローブシンやアーマーガアといった相手がいると流石に砂かきドリュウズを通しにくいので、裏エースとしてトゲキッスを採用。ドリュウズがトゲキッスの苦手なバンギラスやヒートロトムに強いということもあって、攻めの補完が良好な2体である。
⑥最後はトリパ等構築的に重い相手を無理やり何とかできるミミッキュを採用。
★個別解説
バンギラス(砂おこし)@気合の襷
陽気 H175-A186(252)-B131(4)-x-D120-S124(252)
噛み砕く 岩石封じ ステルスロック 馬鹿力
・アイアントを岩石封じ1回で抜きたいので最速。
・相手のバンギラス、ジュラルドン、キリキザンあたりに撃ちたいので馬鹿力。
・岩石封じを絡めたタイマン性能が高く、ステロ巻きに留まらない活躍を見せた。
ドリュウズ(砂かき)@命の珠
陽気 H185-A187(252)-B81(4)-x-D85-S154(252)
・積まずに殴りたい場面も多いので即火力を出せる珠。
・ダイアース、ダイスチルで目の前の敵を倒しながら積めるのは圧巻。ダイロックを撃って自分で砂を起こせるのも偉く、ダイマックスに愛されたポケモン。
・ダイマックスせずとも砂下なら圧倒的な制圧力を誇るので、バンドリュキッス選出の際はバンギを切るタイミングと相手の面子を見ながらダイマックスをするかしないか考える。
ドラパルト(すり抜け)@光の粘土
臆病 H195(252)-x-B96(4)-C120-D95-S213(252)
流星群 呪い リフレクター 光の壁
・特性は恐らく呪われボディがベスト。
・技構成は祟り目、鬼火、光の壁、呪いとどちらを採用するか迷ったが、効果の持続するリフレクターが欲しかったため、流星群ワンウェポン。
ミミッキュ(化けの皮)@呪いのお札
陽気 H131(4)-A142(252)-B100-x-D125-S162(252)
じゃれつく シャドークロー 剣の舞 影打ち
・何の変哲もないミミッキュ。
・珠はドリュウズに渡しているのでお札。
トゲキッス(天の恵み)@弱点保険
臆病 H161(4)-x-B115-C172(252)-D135-S145(252)
・マスター未満は倒し方を知らないだろうと考えて弱点保険。ラムの方が構築のバランスは良くなる。
・ステルスロックと合わせてダイ技で中耐久を持っていくことを考えてCS。
ウォッシュロトム(浮遊)@拘りスカーフ
臆病H126(4)-x-B127-C157(252)-D127-S151(252)
10万ボルト ハイドロポンプ トリック 鬼火
・1積みギャラキッスを抜くために最速スカーフ。
・10万の枠はボルチェンにしたかったが、引き先のいない構築なので10万。
・ヌオーやドヒドにトリックした際のドリュへの熱湯のダメージを考えてスカーフを持たせているが、カバが重い構築なので眼鏡の方が合っているかもしれない。
★選出パターン
先発はバンギラス・ドラパルト・水ロトムから入って、ステルスロック・壁・トリックで起点作成。そこから死に出しでドリュウズ、トゲキッスを繰り出してダイマックス展開。選出の考え方自体はシンプルなものの、パターンはそこそこ多め。
基本選出。バンギラスの岩石封じとステルスロックから展開してドリュウズの起点を作っていく。
ドリュウズとトゲキッスを同時選出する際はどちらにダイマックスを切るか試合展開を見ながら決める。体感ダイマックス率はほぼほぼ半々。
相手の面子的にステロの補助が必要なさそうであれば壁から展開。
ステロと壁の全力サポートでエースをお膳立て。
受け回し相手は大体この選出。水ロトムのトリックで起点を作って積み技で展開。
★所感
基本的に死に出しから展開するだけなのでプレイが非常に楽でラダー向きな構築だと感じた。砂かきドリュウズに対するメタが異様にきつくならない限りはこれで戦えそう。
対カバが薄めなのでマスター上位を目指すのは厳しそうだが、とりあえずマスターに行ってBPを稼ぎたい場合は使ってみてほしい。