新春ローテ紅白戦使用パーティー ヤリちんまん & 対戦ログ VSティオさん
1月7日から1月9日の間にガラティンさん主催で新春ローテ紅白戦という大会が開かれました。自分はその大会に白組として参加し、光栄なことに中将という役職を担当させていただくことになりました。以下に使用パーティーについての解説と対戦ログをまとめます。
種族 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | ダブルチョップ | ドラゴンクロー | 拘り鉢巻 | 砂隠れ |
スイクン | 波乗り | 凍える風 | 追い風 | 雨乞い | オボンの実 | プレッシャー |
サンダー | 10万ボルト | めざめるパワー(飛行) | 雷 | 熱風 | 拘り眼鏡 | プレッシャー |
ハッサム | バレットパンチ | 虫食い | 剣の舞 | 電光石火 | 命の珠 | テクニシャン |
モロバレル | キノコの胞子 | ギガドレイン | 雨乞い | 日本晴れ | ラムの実 | 胞子 |
パルシェン | つららばり | ロックブラスト | 殻を破る | ハイドロポンプ | 気合いの襷 | スキルリンク |
全体解説
ちょっと前に記事にしたヤリちんまんです。自分が最も自信を持って使える構築はこのヤリちんまんなので、これを使うことはすぐに決まりました。問題は構成。最初はガブリアスサンダーパルシェンのどれかにスカーフを持たせたり、スイクンを眼鏡にしたり、サンダーを高速移動型にしたりして意表を突こうかと思いましたが、中将という立場を考えて最も勝てる見込みのある6体を揃えました。
個別解説
ガブリアス@鉢巻
意地っ張りAS
逆鱗 地震 ダブチョ クロー
持ち物や性格はこれ以外にも試しました。襷は積まないと火力が出ず、ジュエルは1発目を撃った後の火力の無さが気になり、珠はガブリアスの優秀な耐久を削ることになる上に火力不足。陽気鉢巻だと鋼に対するダメージが足りないです。色々試しましたが、結局この構築のガブリアスは意地っ張り鉢巻1択という結論に至りました。今の環境ではガブリアスに対するマークが厳しいので、やはり自分は動けるターンで最大限のアドバンテージを取りに行くために追い風構築には意地っ張り鉢巻ガブリアスが欲しくなります。強い人はなかなか剣舞を積ませてくれないですし。
スイクン@オボン
図太い H207(252)-x-B156(52)-C113(20)-D139(28)-S125(156)
波乗り こご風 追い風 雨乞い
・意地っ張りカイリューの竜舞珠逆鱗耐え=オボン抜きで意地っ張りガブリアスの逆鱗2耐え
・オボン抜きで控えめ眼鏡キングドラの竜波動≒雨ハイドロポンプを最高乱数×2以外2耐え
・こご風で無振りガブリアス確定2発
・最速バンギ抜き(最速ジバコイル抜き抜き)
配分はいつものものですが、今回はオボンを持たせてみました。この構築ではラティオス、ヒードラン、トゲキッス、バシャーモの相手をするのが厳しいので、それらを含む並びに対して多少強引に動いていけるオボンはかなり強力なアイテムでした。ガブリアスとモロバレルを採用していて電気に対しては厚い上に、追い風からの高火力の打点に決定力を依存しているわけではないので強引に追い風を撃つ必要性は薄いと感じ、ソクノを取り上げてもそれほど問題はないと思いました。今後はオボンを持たせる場合の配分を考えてみようと思います。雨乞いについてですがドリュウズやドランの弱体化のほか、パルシェンの襷の保護、スイクン自身の火力の強化、サンダーの雷やパルシェンのハイポンとのシナジーなどの利点があり、使い勝手はそれなりに良いので撃つ機会は多いです。
サンダー@眼鏡
控えめCS
10万 めざ飛行 雷 熱風
サンダーの持ち物も色々と試してみました。磁石は火力が足りない、珠は耐久が足りない・・・ということでやはり眼鏡に戻ってきました。拘ってない場合でもめざ氷はピンポ気味の技でなかなか撃てないですし、サンダーには鋼、水、格闘に対して安定した打点を発揮する攻撃役として機能してほしいので眼鏡は切れないですね。
ハッサム@珠
意地っ張り H169(188)-A200(252)-B120(0)-x-D100(0)-S94(68)
バレット 虫食い 石化 剣舞
前の記事で紹介したヤリちんまんのハッサムは飛行のジュエル持ちで後ろに置いた場合はなかなか積むタイミングがないため、火力が足りず、ストッパーまたは掃除役として十分に機能しませんでした。そこで後ろから出て来ていきなり殴っていける珠ハッサムを採用。剣舞珠バレットでラティキッスを狙っていけるのでこの構築での使い勝手はかなり良くなりました。これまではほとんどの場合裏にスイクンを置いてきましたが、これでハッサムを裏に置く選択肢も出来たため選出の幅が広がることになります。バットを切ったことで壁ローブシンの相手をするのが面倒になりましたが、バレルパルシェンで2択勝負を仕掛けることにしました。
モロバレル@ラム
生意気 H221(252)-x-B101(84)-C105(0)-D134(172)-S31(0)
ギガドレ 胞子 日本晴れ 雨乞い
・A182ガブリの鉢巻き逆鱗耐え
・C182ドランの文字耐え
カイリキーに薄いこの構築ではラムは切れません。ですがラムバレルが環境に浸透してきたのでそろそろ持ち物は変えるつもりです。日本晴れは対雨、雨乞いの採用理由はスイクンと同様です
パルシェン@襷
無邪気AS
つらら ロクブラ 破り ハイポン
この構築ではドランが重いのでたつのすけさんの助言により、礫を切ってハイポンを採用しました。パルシェンがドランを一撃で飛ばせる手段を持っているのというのは心強いですね。性格が無邪気なのは意地っ張りカイリューを素つららで始末し、陽気スカーフガブリアスを1破りで抜くため・・・というのは建前で、本当はやんちゃで使おうと思いましたが個体の用意が間に合いませんでした()Aに補正がかかるとH181-B121(陽気テラキのインファ耐え)ナットレイを意地っ張りガブリアスのクロー+1破りつららで落とせるので若干対ナットレイが軽くなります。
所感
結果的に手を加えた箇所はスイクンとハッサムの持ち物、パルシェンの個体とそれほど多くはなりませんでしたが、使い勝手はかなり良くなりました。配分や技構成を見直すことで構築に対する理解は深まりましたし、色々と試してみたのは良い経験になりました。今後もいろいろと試しながら手を加えていこうと思います。
以下は対戦ログとなります
VSティオさん BV:11-07776-00826
ティオさんのパーティー
ハッサムの通りが良いのでハッサム中心で選出を考えることにした。ハッサムのバレットを半減してくるのはシャンデラとハッサム。ハッサム対策としてサンダーを選出し、シャンデラ対策としてガブリアスを選出。次は剣舞珠バレットを乱数で耐えて胞子を撒いてくるモロバレルと地震でハッサムを削りに来るガブリアスが面倒なのでパルシェンを選出。疲弊した相手の全抜きを狙うためにハッサムを裏に置いた。今考えてみるとガブリアスはスイクンの方が良かったかもしれない。シャンデラに強めなうえ、ハッサム、パルシェンに対するストッパーとして機能し、追い風によりキッスを上から殴ることが出来るためである。今回はモロバレルの圧力に屈してガブリアスを選出したが。
自分の選出
ティオさんの選出
(1ターン目)
トゲキッス エアスラッシュ→ガブリアス HP100%→60%
ガブリアス 怯み
ガブリアスの逆鱗が一貫している並び・・・ガブリアスが動けばの話だが。キッスが来る可能性が高いとは思ったが、サンダーを動かしてモロバレルの胞子を合わせられた場合は裏のハッサムで詰んでしまう可能性があるので逆鱗を選択。裏からパルシェンが来ても意地っ張り鉢巻逆鱗+ハッサムのバレットで処理できるし、ハッサムが来ても2舞は許さないのでサンダーで処理できることを考えると問題はない。オボンハッサムだった場合は少し怪しいが、逆鱗が2発入ればハッサムで処理できる。しかし、怯んで動けない。
ここで回線エラー。仕切り直しとなる
1ターン目
トゲキッス エアスラッシュ→ガブリアス HP100%→HP60%
先程と同様の理由で逆鱗を選択。運よく動いたためキッスを突破。裏から出てきたのはハッサム。
2ターン目
ハッサム 剣の舞
逆鱗でめっちゃ削れる。ASベースのハッサムということが判明。
3ターン目
ハッサムが珠ダメで削れない上にオボンが発動しないので持ち物を飛行ジュエルと断定。ハッサムでハッサムをみるのは怪しくなる。
4ターン目
パルシェン つららばり→モロバレル HP100%→HP5% オボン発動
相手側からしたらキノコの胞子が撃ちやすい局面。たとえここでつららをバレルに当てられなくても襷のおかげでもう1回刺しにいけるので思い切ってつららを選択した。オボン込みで耐えられるものの全員サンダーの圏内に入る。
5ターン目
サンダー 10万ボルト→シャンデラ HP100%→HP5%
シャンデラ ちいさくなる 食べ残し発動 HP5%→HP10%
全員サンダーで始末出来ると思い、素直に10万を撃ちにいったがこれは安直すぎたかもしれない。HC眼鏡シャンデラ相手なら10万を耐えられて返り討ちにあうからである。その場合はハッサムを止められなくなってしまい負け確定であった。眼鏡シャンデラではなかったものの、ちいさくなるを積まれてしまい面倒な展開になってしまう。
6ターン目
サンダー 10万ボルト→シャンデラ 外し
シャンデラ ちいさくなる 食べ残し発動 HP10%→HP15%
たとえ10万ボルトを1回はずしても、ちいさくなるシャンデラなら配分は臆病HSベース。つまりシャドボ+剣舞バレットは耐えるのでサンダーを動かしたが外してしまう。殴られていたら厄介だったが、ちいさくなるを選択されたのでちょっと安心。
7ターン目
サンダー 10万ボルト→シャンデラ HP15%→HP0%
まあ当てるしかない。無事に当たったので勝ち確定。
8ターン目
サンダー 10万ボルト→モロバレル HP5%→HP0%
9ターン目
ハッサム バレットパンチ→サンダー HP100%→HP60%
サンダー 10万ボルト→ハッサム HP40%→HP0%
急所が出てもハッサムの攻撃は耐える。10万連打でゲームセット。
所感
キッスで怯まず、ちいさくなるで外さずと全体的に運の良い試合だった。この試合で大きかったのはやはり1ターン目と4ターン目である。1ターン目でガブリアスがキッスを潰したおかげでサンダーが上から削られる心配は無くなり、4ターン目でパルシェンがバレルを削ったおかげでサンダーの攻撃が一貫した。当初の思惑通りにハッサムで抜くという試合ではなかったが、鉢巻ガブリアスと眼鏡サンダーの良さを最大限発揮できた試合であると思う。高種族値は正義!
紅白戦を終えて
まずは主催のガラティンさんお疲れ様でした。毎回規模の大きい大会を運営する手腕には感服しています。
次にティオさん、枠に来ていただいた皆さん申し訳ありませんでした。自分の不手際でご迷惑をおかけしました。
最後に一緒に戦ってくれた白組のみなさんありがとうございました。特に自分に票を入れてくださった皆様の期待を裏切るような結果にならなくてホッとしています(
次の紅白戦にも是非参加させていただきたいと思っています。再び重要なポストを任せていただけるかどうかは分かりませんが、精一杯頑張りたいと思っています。