ハッサムローブ軸壁トリパ
トリックルーム強いなーと思ったので自分なりに壁トリパを考えてみることにする。コンセプトは壁を張らない、もしくはトリルを起動しなくても強い壁トリパ。
種族 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラティオス | 竜の波動 | 波乗り | サイコショック | 10万ボルト | 拘り眼鏡 | 浮遊 |
ライコウ | 10万ボルト | めざめるパワー(氷) | リフレクター | 光の壁 | シュカの実 | プレッシャー |
ハッサム | 虫食い | バレットパンチ | 剣の舞 | アクロバット | 飛行のジュエル | テクニシャン |
ローブシン | ドレインパンチ | マッハパンチ | ビルドアップ | 竹箆返し | オボンの実 | 根性 |
ヒードラン | 大文字 | 竜の波動 | 大地の力 | 挑発 | 風船 | 貰い火 |
ブルンゲル | 波乗り | 霰 | 自己再生 | トリックルーム | 気合いの襷 | 呪われボディ |
全体解説
今回トリルアタッカーとして注目したのはハッサムとローブシン。ハッサムはローブシンの苦手なラティ、クレセ、ユクシーに強く、ローブシンはハッサムの苦手なドランやジバコに対して打点を持てるため相性は良好。何よりこの2体はトリックルームがなくても十分に性能の高さを発揮できるのが素晴らしい。
ここまでで飛行の一貫性が気になるのでライコウを壁張りとして採用。そして地面の一貫性を緩和するためにラティオスを採用。壁トリパはメインの勝ち筋として壁、積み技、トリルを利用するため展開の遅さ、もしくは急所による事故などが気になる。しかしラティオスに眼鏡を持たせることで、序盤にS110から高火力で殴っていけるため展開の遅さや事故の多さをある程度カバーできる。
ここまでで気になってくるのはハッサムやシャンデラなのでヒードランを採用。一応ラティドランの形もとれる。それを意識して選出することはないが。
最後はトリックルームの起動要員。ココドラが気になるのでゴーストを採用することは決定。となるとサマヨかブルンのどちらかだが、グドラの相手が厳しいので水の一貫性を消すためにブルンゲルを採用することにした。しかしブルンゲルはカイリューの珠竜舞逆鱗で落ちるためトリル要員としての安定感に欠ける。そこで気合いの襷を採用。これはリィズのアイディアであり、ジバコの雷だろうが竜舞カイリューの珠逆鱗だろうが耐えてトリルを張ることが出来るのは心強い。
ラティライコウじゃねえか!って言わないでください。壁トリパです
個別解説
ラティオス@眼鏡
臆病CS
竜波動 波乗り サイコショック 10万ボルト
今回は眼鏡ラティオスから流星群を切ってみた。というのもこの構築ではライコウの壁から竜波動を連打するのがラティオスの主な使い方であり、流星群があって嬉しいという展開はそこまで多くないからである。その代わりに投入してみたのが10万ボルト。鋼+水に一貫する打点として撃つ場面はそれなりにある。
ライコウ@シュカ
臆病CS
10万ボルト めざめるパワー(氷) リフレクター 光の壁
水鋼に対する打点が欲しいから壁張りでもCS。この構築はトリックルームによる展開が主軸であるため電磁波は使いづらいと思ったので切った
ハッサム@飛行ジュエル
意地っ張りHA
虫食い バレットパンチ 剣の舞 アクロバット
最初はガブカイリューキッスに対して強烈な圧力をかけられて、裏から出していきなり殴れる珠を持たせようかと思ったが、珠ダメージが思いのほか痛く、エースアタッカーとして場持ちが悪いのは致命的だと考えたためジュエルバットハッサムを採用した。トリックルームから動く展開を見据えても攻撃範囲を広げた方が良い。またアクロバットはこの構築で相手をするのが厳し目な相手のハッサムブシンに対する強力な打点となる。配分は完全なHA振り。これはニョロトノやメタグロスとのS関係をハッキリさせたいからである。S関係はトリックルームからハッサムを動かす展開を考える上で意識しておく必要がある。
ローブシン@オボン
勇敢 H206(204)-A183(52)-B115(0)-x-D117(252)-S45(0)
ドレパン マッパ ビルド 竹箆返し
・C200ジバコイルの眼鏡雷耐え
トリックルームから動かすために勇敢最遅。相手のローブシンを考えてSをいじるというのも考えたが、ミラーにおけるSのいたちごっこの不毛さはモロバレルで嫌というほど味わってきたのでSは無振りとした。H206-B118で陽気ガブリの剣舞地震を耐えるが、S無振りだと努力値が4余ってしまうのでBには振らないことにした()サブウェポンはカイリューを意識したストーンエッジかゴーストを意識した竹箆返しか悩ましいところ。今回はブルンゲルの相手がかなり面倒くさいので竹箆返しを採用。
ヒードラン@風船
臆病 H187(168)-x-B127(4)-C161(84)-D127(4)-S141(252)
大文字 竜の波動 大地の力 挑発
・ラティオスの眼鏡竜波動+ヒードランの竜波動でH振りロトム高乱数1発
・C172水ロトムの眼鏡ハイドロポンプ耐えメタグロスを大文字で確定1発
このラティライコウ構築ではラティの波動+ドランの波動で水ロトムを安全に処理するために長らく臆病CSドランを使っていたが、リィズからC161程度でもそれなりの高乱数でロトムを狙っていけると聞いたので個体を変更。実際にこの配分でロトムに対して困ったことはなかった。ヒードランの耐久はできるだけ落としたくない。技構成についてだがシャンデラを迅速に処理してほしいため大地の力が入り、あとは自分がローテでドランを採用するならば絶対に切れない技だと考えている挑発を入れた。
余談だがヒードランの技構成において度々挑発と身代りが比較される。両者の違いについてだが、挑発は詰みを回避するための技であり、身代りは打ち筋を広げる技である。当たり前のことではあるが、勝負というのは負けなければ勝てるものなので、自分は詰みを回避できる挑発の方が強い技だと考えている。挑発を撃つ機会はそこまで多くはないが、実際に使う局面が多いかどうかよりも全体的な勝率が高くなるかどうかの方が重要。
ブルンゲル@襷
図太い H207(252)-x-B132(236)-C105(0)-D128(20)-S80(0)
波乗り 霰 再生 トリル
・控えめ珠キングドラの竜波動×2+霰ダメ1回を高乱数耐え
普通のブルンゲル。襷持たせるのに霰を入れるのはどうなんだろうという意見があるかもしれないが、霰がないと雨に勝てないので泣く泣く採用。
選出パターン
基本選出
動きは単純明快で壁からラティの竜波連打して、ハッサムかローブで積んで、ライコウを切ってブルンを出してトリルで勝ちというもの。問題は壁を張るタイミング。相手が物理3体で積みポケがいない、もしくは特殊ポケで固まっているというような場合はさっさと壁を張って殴っていく方が良いが、そうでない場合は相手の出方を探りつつ中盤で壁を張るか、終盤の詰めの局面で壁を張るのが望ましい。動きが分かりやすい分相手に合わされやすいことには注意していただきたい。風船の可能性を匂わせるためにライコウとドランは先頭ではなく横に置きましょう(
対ガブスイクン
ハッサムシャンデラ対策としてドランを選出。ガブスイクン軸の動きを牽制するためにラティオスを選出。ジバコを削るためのローブ。裏にはカイリュー対策のハッサム。
対雨ちんまん
正直かなりきつい。選出段階で択を仕掛けられるので。ニョログドラトルネに対応するためのラティライコウ、ちんまんに対応するためのドラン。ジバコはラティライコウで頑丈を潰してドランで処理する。最後は霰で天候を取れてパルシェンに対するストッパーとして機能するブルンゲル。ライコウで光の壁を張って、グドラの動きを制限して取り巻きを削りきってからブルンゲルで締めるというのが理想。
対壁パ
カイリューローブ対策のハッサム、ドラン対策のローブ、ブルン対策のライコウ。といってもライコウでは火力が足りないのでブルンに10万を当てて再生のタイミングでハッサムローブで積むことになるが。相手のライコウはハッサムローブで強引に削ることになる。最後はノオーカイリューのストッパーとしてドラン。
電気地面耐性の薄さが気になるが、対応範囲は広めなので自分にとっては使いやすい構築。ガチガチのトリパよりスイッチトリパ気味の構築の方が戦いやすい。ちなみに以下がカイリュー入り
種族 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ラティアス | 竜の波動 | 願い事 | リフレクター | 光の壁 | ハバンの実 | 浮遊 |
カイリュー | ドラゴンクロー | 神速 | 竜の舞 | 逆鱗 | 命の珠 | マルチスケイル |
ハッサム | 虫食い | バレットパンチ | 剣の舞 | アクロバット | 飛行のジュエル | テクニシャン |
ローブシン | ドレインパンチ | マッハパンチ | ビルドアップ | 竹箆返し | オボンの実 | 根性 |
炎ロトム | 10万ボルト | めざめるパワー(炎) | 雷 | トリック | 拘り眼鏡 | 浮遊 |
ブルンゲル | 波乗り | 霰 | 自己再生 | トリックルーム | 気合いの襷 | 呪われボディ |