サザンサンダー

サザンサンダー


種族 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
ガブリアス 逆鱗 地震 ダブルチョップ ドラゴンクロー 拘り鉢巻 砂隠れ
スイクン 波乗り こごえる風 追い風 日本晴れ ソクノの実 プレッシャー
サザンドラ 竜の波動 悪の波動 火炎放射 波乗り 拘りスカーフ 浮遊
サンダー 10万ボルト めざめるパワー(飛行) 熱風 拘り眼鏡 プレッシャー
ハッサム 虫食い バレットパンチ 剣の舞 クロバット 飛行のジュエル テクニシャン
シャンデラ 火炎放射 シャドーボール トリックルーム めざめるパワー(氷) 気合いの襷 貰い火


全体解説

構築のスタートはスカーフサザンドラ。物理耐久に振れば意地っ張りガブリアスのダブルチョップを耐えるのでドラゴン同士の撃ち合いに滅法強い。

今回スカーフサザンドラの相方に選んだのは眼鏡サンダー。サザンドラの苦手な鋼や格闘を高火力の一致技で削る。サンダーの苦手なドラゴンに対してスカーフサザンドラが強いのでかなり相性が良い組み合わせといえる。

ガブスイクンの苦手なラティに対してスカーフサザンドラが強く、ハッサムドータクンなどの鋼にサンダーが強いためガブスイクンを投入。このガブスイクンの並びで鋼をおびき寄せて削ることでサザンドラの一貫性を作り出すという動きもできる。

ここまででココドラ、カイリキーに対して薄いのでゴーストを入れたい。ここまでの4体だとナットレイの相手が面倒くさいのでシャンデラを投入。

最後はここまでで鋼タイプ、先制技持ち、積み技持ちがいないため、竜受けと壁に対する切り返しを考えてハッサムを投入。

個別解説

ガブリアス@鉢巻
意地っ張りAS
逆鱗 地震 チョップ クロー

控えめサンダーの眼鏡10万と意地っ張りガブリアスの鉢巻逆鱗で大半の鋼タイプは落ちる(と自分以外にも色々な人が言っている)ので、やはり性格は意地っ張り。陽気だとどうにも相手を削りきれない。

スイクン@ソクノ
図太い H207(252)-x-B156(52)-C113(20)-D139(28)-S125(156)
波乗り こご風 追い風 日本晴れ

・意地っ張りカイリューの竜舞珠逆鱗耐え=意地っ張りガブリアスの逆鱗2耐え
・控えめ眼鏡キングドラの竜波動≒雨ハイドロポンプを最高乱数×2以外2耐え
・こご風で無振りガブリアス確定2発
・最速バンギ抜き(最速ジバコイル抜き抜き)

この構築は雨に薄く、相手をする際はこのスイクンが生命線となるのでワンキルされるのを防ぐためにソクノの実を持たせる。またドリュウズ相手も結構つらいのでスイクンで天候を掌握しながら立ち回ることになる。結構無理をさせているかもしれないが、この構築では鉢巻ガブリアスの他にもスカーフサザンドラハッサム、またシャンデラトリックルームという勝ち筋があるためスイクンで無理に追い風をしなくてはいけない局面はそれほどないだろうと考えた。

サザンドラ@スカーフ
控えめ H167(0)-x-B126(124)-C194(252)-D110(0)-S135(132)
竜波 悪波 放射 波乗り

・竜の波動で無振りガブリアス確定1発
・竜の波動で無振りラティオス高乱数1発(93.8%)
・意地っ張りガブリアスのダブルチョップで乱数2発(17.60%)

信頼と実績のリィズ配分。数値が示すようにドラゴン同士の撃ち合いでは無類の強さを発揮する。スカーフガブリアスの逆鱗をぶっ放されでもしない限りまず相手のドラゴンから落とされることはない。逆鱗が一貫する並びを作ってしまうと厳しいが。この耐久ラインを維持しながら意地っ張り竜舞カイリュー、スカーフパルシェン、スカーフガッサを上から叩けるので最低限のSラインは確保できている。スカーフを持たせているのにスカーフキッスに抜かれるのはどうなのかという意見があるかもしれないが、この構築にはキッスを1発で倒せるサンダーとバレットで上から殴れるハッサム、S操作により味方に上から殴らせることが出来るスイクンが入っているのでキッス耐性は十分に確保できていると考え、ドラゴンとの撃ち合い性能を重視したこの配分を採用することにした。


サンダー@眼鏡
控えめCS
10万 めざ飛行 雷 熱風

ガブリアスサザンドラの両者とシナジーがあり、この構築の中核を担う。ヒードランハッサムローブシンスイクンなどの鋼、格闘、水の大半を任せているため戦わなくてはいけない相手は結構多いが、それでもきっちり仕事をするあたり性能の高さを感じさせる。一応鋼に対してはスイクンシャンデラ、格闘に対してはバットハッサムシャンデラ、水に対してはサザンドラなど負担を軽減する要素は入っているが削りの中心となるのはサンダー。

ハッサム@飛行ジュエル
意地っ張り H171(204)-A200(252)-B120(0)-x-D100(0)-S92(52)
虫食い バレット 剣舞 アクロバット

ジュエルバットハッサムを採用した理由は壁ローブシンの相手をするのが厳しかったため。モロバレルハッサムに対する打点も欲しかったため使い勝手は悪くなかった。追い風とトリルの両方から動かすためにこのSラインを設定した。追い風で115族抜き。

シャンデラ@襷
控えめ H147(92)-x-B110(0)-C211(212)-D111(4)-S125(196) ※めざ氷個体 VUUVVV想定

・意地っ張り鉢巻ガブリアスのダブルチョップで乱数2発(16.57%)
・無振りラティオスシャドーボールで乱数1発(75%)

控えめ H137(12)-x-B115(40)-C215(244)-D110(0)-S127(212) ※めざ氷個体 VUUVVV想定

・意地っ張り鉢巻ガブリアスのダブルチョップで乱数2発(16.57%)
・無振りラティオスシャドーボールで乱数1発(87.5%)
・追い風でスカーフガブリアス抜き

放射 シャドボ トリル めざ氷

上記の配分より下記の配分の方が欲しい要素を満たしているため差し替え。信頼と実績のリィズ配分。

安全にトリックルームを張るための襷シャンデラ。相手の追い風やトリルに対しての切り返しを比較的安心して任せられる。大文字ではなく火炎放射を採用しているのはヒードランと比べるとシャンデラは技外しのリスクが大きいからである。たとえばハッサムの相手をすることを考えると、ヒードランハッサムに対して大文字を1発外してもハッサムの攻撃で致命傷を負うことはないが、シャンデラは大文字を外した場合はジュエルアクロバットで致命傷を受けてしまってバレットの乱数圏内に入ってしまう。他にもドランと比較した場合の耐久の無さが気になる場面が多かったので、自分はシャンデラを使う際は火炎放射を採用するようにしている。

めざ氷の枠だがこの枠は挑発、神秘、鬼火、大文字、めざ地面、めざ格闘などを検討してみたが一番撃つ機会が多かったのはめざ氷だったためこちらを採用することにした。この構築では鋼がハッサム1枚だけということでドラゴンの相手をするのが厳しい場面がある。その場合はトリルからシャンデラがめざ氷でドラゴンを潰しにいく。

基本選出パターン

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表の3体で丁寧に相手を削っていき、死に出しからスイクンの追い風かシャンデラのトリルで勝負を決める。

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序盤から中盤にかけてS操作からガブサンダーを暴れさせて、終盤にサザンドラに掃除をさせる。

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or

サザンハッサムを軸に相手を削ったあとに裏からガブリアスかサンダーを出してS操作から勝負を決める。

所感

ガブリアス:エース+削り
スイクン:補助+削り
サザンドラ:エース+削り
サンダー:削り
ハッサム:エース
シャンデラ:削り+補助

相手によってガブリアスサザンドラハッサムのうちの誰を通して勝つか選出段階でよく見極める必要がある。

癖が強いサザンドラシャンデラを採用してはいるものの、それなりに綺麗にまとまっていて気に入っている構築。その分丁寧に回さないと勝つのは難しい。拘り3種、追い風、トリル、襷、積み技、先制技などローテを始める上で重要さを知っておきたい要素が詰まっているので初心者にお勧めしたい。