霰バシャハッサム
種族 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | ダブルチョップ | ストーンエッジ | 拘りスカーフ | 鮫肌 |
FCボルトロス | 10万ボルト | 目覚めるパワー(氷) | 草結び | 気合玉 | 拘り眼鏡 | 蓄電 |
バシャーモ | 飛び膝蹴り | フレアドライブ | 守る | ストーンエッジ | 命の珠 | 加速 |
ハッサム | 虫食い | バレットパンチ | 剣の舞 | アクロバット | 飛行のジュエル | テクニシャン |
ユキノオー | 吹雪 | 氷の礫 | ギガドレイン | 地震 | 気合の襷 | ゆきふらし |
ブルンゲル | 熱湯 | トリックルーム | 自己再生 | 溶ける | オボンの実 | 呪われボディ |
全体解説
霊獣ボルトロスやジバコイルが重かったため霰ハッサムのサンダーを霊獣ボルトロスに変更。それに伴いメタグロス、ハッサム、ナットレイがやや重くなったのでテラキオンをバシャーモに変更した。
大体7月から8月頃に使っていたやや古い構築だが中身は一部変更した。今でも十分戦えるだろう。
個別解説
ガブリアス@スカーフ
陽気AS
逆鱗 地震 チョップ エッジ
スカーフファイヤー絡みの並びが面倒なので陽気。ボルトロスとブルンゲルというファイヤーに強いポケモンがいるにも関わらず意地っ張り個体を採用していた時は苦戦を強いられた。暴風が当たらなければ何とかなるのだが。
エッジは無振りシャンデラをハッサムのバレットやユキノオーの礫と合わせて落としたり、カイリュードランの並びに撃ったりとそれなりに使う場面が多かった。
FCボルトロス@眼鏡
臆病 H175(164)-x-B94(32)-C185(156)-D100(0)-S155(156)
10万ボルト めざパ氷 草結び 気合玉
・A205メタグロスの鉢巻思念確定耐え
・A205メタグロスの冷凍パンチ+バレットパンチを最高乱数×2以外耐え
・A205ボーマンダの逆鱗を最高乱数以外耐え
・C182ラティオスの眼鏡竜波動+天候ダメージ確定耐え
・C216シャンデラの大文字確定耐え
・最速ドリュウズ、準速ガブリアス抜き
クレセリア、サマヨール、シャンデラ、ドータクンといった面倒な相手を強引に削るために眼鏡を持たせた。めざパ氷は相手の霊獣ボルトロスを意識して採用。草結びはバンギガブブルンといった並びに一貫するため対砂で撃つ機会がある。気合玉はバンギラスドリュウズ意識。
バシャーモ@珠
陽気AS
飛び膝 フレドラ 守る エッジ
最初は珠フレアドライブでH175-B94(A205メタグロスの鉢巻思念耐え)ボルトロスを確定で落とすことのできる意地っ張り個体の採用を考えた。ボルトロス+メタグロスorハッサムorナットレイといった並びに対してフレアドライブを一貫させることができる。特にユキノオーと組ませることで雨パのボルトナットの並びを崩すことができるのが大きい。
しかし意地っ張りだとキノガッサに抜かれるためガッサ+鋼の並びに対して守るを挟まなくては動けない、加速しなければヒードランを上から叩けないため身代りが怖い、1回加速しても準速竜舞カイリューや準速スカーフシャンデラと同速であるといった点がつらいと感じたので陽気個体を採用。1回加速すれば最速を切ったスカーフトゲキッス、2回加速すれば準速すいすいキングドラや準速追い風シャンデラなどを抜くことができる。
ストーンエッジは重めのシャンデラを意識して採用。雨下でH221-B91モロバレルを確定で落とすことができるブレイブバードも魅力的だが、雨モロバレルに対してはノオーで天候を奪ってのフレアドライブ、ハッサムのアクロバットという処理手段があるため最終的にエッジを選択することに。
ハッサム@飛行ジュエル
意地っ張り H164(148)-A198(236)-B123(20)-x-D101(4)-S98(100)
虫食い バレット 剣舞 バット
・A204鉢巻バンギラスのストーンエッジを最高乱数以外耐え
・C182眼鏡ラティオスの竜波動確定2耐え
ハッサムミラーやバンギラスを考えて素早さを伸ばした。岩の一貫性を考えるとこれ以上耐久を削ることはできない。
ユキノオー@襷
勇敢 H167(12)-A155(228)-B96(4)-C137(196)-D114(68)-S58(0)
吹雪 礫 ギガドレ 地震
・礫×2+霰ダメージでB4振りラティオス確定
・吹雪+霰ダメージで無振りラティオス、H4振りマルチスケイルカイリュー最低乱数以外1発
・意地っ張りガブリアスの鉢巻ダブルチョップ最高乱数×2以外耐え
・控えめジバコイルの眼鏡10万最高乱数×2以外2耐え
・控えめグドラの眼鏡ハイドロ最高乱数×2以外2耐え
AもCも削れない、雨相手に天候を奪いたいということで勇敢最遅。速いノオーを採用して雨相手に裏から出すのも悪くないが、火力と耐久のどちらかを犠牲にしなくてはならないのが気になった。
地震はジバコイルとシャンデラを意識して採用。無振りシャンデラなら霰×2+地震+礫で落とせるのでタイマンなら勝てる。光の壁、霰、まもる等を採用すると雨相手に立ち回りやすくなるが、地震の方が使う機会が多かったため最終的に採用した。
ブルンゲル@オボン
図太い H207(252)-x-B127(204)-C105(0)-D125(0)-S87(52)
熱湯 再生 トリル 溶ける
シュバルゴ、カビゴン、ガラガラ、ローブシンを止めるための溶けるブルンゲル。アクロバットハッサムより速い溶けるブルンゲルは強いのではないかと考え、とりあえず4振りハッサム抜きまでSを伸ばしたところかなり強力だった。先手で溶けるを積むことができれば余裕を持ってアクロバットを受けることができる。また先制熱湯でハッサムを機能停止まで追い込んだ試合も多かった。速いアクロバットハッサムを考えるともう少しSに数値を割きたいが、物理耐久を削ってしまうとせっかく溶けるを積んでも物理アタッカーに押し負ける可能性があるというのが難しいところ。まあ遅いアクロバットハッサムが多いのでこの程度の素早さで問題ないでしょう。
最初はトリックルームから攻めてくるバンギラスやハッサムの相手をすることを考えて呑気個体を採用しようとしたが、トリックルームを発動させずに電気などと合わせて上からの打点でブルンゲルを処理しようとしてくる相手が多かったので採用を見送った。選出画面でブルンゲルを見た時点で溶けるを考慮すると物理アタッカーでの下からの制圧は狙いにくいということだろう。
オボンは重めのシャンデラを意識して持たせた。オボンがあればシャンデラのシャドーボールを受けてもスイクンのハイドロポンプ、ハッサムの珠バレット、シャンデラの大文字などを耐えることができるので役割を失いにくくなる。水技による削り、トリルによる味方の行動回数の確保と非常に過労死しやすいポケモンだが、オボンを持たせることで立ち回りに余裕が出る。
選出パターン
対追い風パ、壁パ
ボルトハッサムを軸にして立ち回る。追い風パに対してはガブリアスとバシャーモのどちらかを選出して追い風を誘うことでブルンゲルのトリルからのハッサムで締めるのが理想。壁パに対してはスカーフガブリアスの上からの打点とハッサムの剣舞で壁展開に圧力をかける。溶けるブルンゲルが刺さっている場合は表にブルンゲル、裏にボルトロス。
対雨パ
豪雨系統にはバシャーモ、バレルパルシェン系統にはハッサムを選出。
対砂パ
電磁波砂系統にはバシャーモ、バンドリュ系統にはハッサムを選出。ブルンゲルで詰ませられそうならユキノオーの代わりに選出する。
所感
なかなか扱いやすく、ローテを始めてみたいが何を使ったらいいかわからないという方にお勧めできるかもしれない。拘りアイテム、積み技、トリックルームといったローテで扱い方を心得ておきたい要素が揃っている。
バンギラス構築とはやや相性が悪い。特にシャンデラが入っていると地獄。
前回に引き続き今回も途中で書きかけて放置した記事のサルベージのような真似をしてしまったので次回は一から記事を書くつもり。