ヤリちんまん構築案

ネオちんまんとは、ローテにおける組み合わせとしては最メジャー級であるガブスイクンとちんまん(バレルパルシェン)を組み合わせた構築のことである。どうしてネオちんまんという名称なのか特に深い理由はないが、あえて言うならネオ○○のすけスタンという名称がツボに入ったので、拝借させてもらおうと考えたからである。たぶんが本人が言い出したのではないと思うが。私はそう信じてる。

ネオたつの○○スタンの記事
バレル入り
クレセリア入りについて
その1 その2 その3

ツイッター上で意見をうかがってみたところ、ネオちんまんという名称はすでに他の構築で使われていたため(東大ゲー研会誌8号参照)いどさんという方がヤリちんまんという素敵な構築名を考えてくれた

ハンゾーちんまん→ハンちんまん→犯(はん)ちんまん→犯(やり)ちんまん→ヤリちんまん ということらしい

いどっぽいど 
噂のいどさんのブログ


さて話を戻すが、このヤリちんまん、組み始めた動機はいたって単純である。

skypeにて
ハンゾー「ガブスイクン強いよねー」
リィズ 「うん」
ハンゾー「ちんまんも強いよねー」
リィズ 「せやな」
ハンゾー「この2つを組み合わせたらもっと強くなるんじゃね?」
リィズ 「よし、それ考えよう」

強い×強い=もっと強いという小学生並みの発想ではあるが、考えてみるとこれがなかなか強かった。以下にその理由を述べる。

ガブスイクン視点からみると、パルシェンはガブスイクンの2体に刺さっているユキノオーに強めで、追い風ターンを凌ごうとしてくる悪戯心身代りの処理が出来る。ガブリアスがダブルチョップを撃つことなく身代りの処理が出来るのは強い。また相手のガブリアスに対する圧力となる点も見逃せない。ガブスイクンミラーはだるいので。モロバレルスイクンに飛んでくる電気や草を受けて眠らせることで追い風を撃つためのサポートをしたり、ラムを持つことでガブスイクンの並びに対して圧力をかけてくるスカーフカイリキーやバレルミラーの回答となる。また追い風軸の動きを牽制してくるトリックルームに対して強めなのもよい。

ちんまん視点からみると、ガブリアスはちんまんの2体に一貫している岩耐性の補強となる。特に砂でパルシェンの襷を潰してくるバンギラスに対して強烈な圧力をかけられるのが良い。電気耐性もさらに厚くなる。スイクンはちんまんの天敵であるヒードランに強め。また自分のパルシェンを失ってしまった場合でも相手のパルシェンの処理が出来る。

上記のようにガブスイクン+ちんまんはそれなりに噛み合った組み合わせであることが分かって頂けたであろうか。残りの2体は対鋼と鋼が入る。以下に構築例を記す。


構築例その1 バシャジバコ


種族 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
ガブリアス ドラゴンクロー 地震 逆鱗 ダブルチョップ 拘り鉢巻 砂隠れ
スイクン 波乗り 凍える風 追い風 絶対零度 ソクノの実 プレッシャー
バシャーモ 飛び膝蹴り フレアドライブ 守る ブレイブバード 命の珠 加速
ジバコイル 10万ボルト ラスターカノン めざめるパワー(氷) 拘り眼鏡 頑丈
モロバレル キノコの胞子 身代り ギガドレイン 日本晴れ ラムの実 胞子
パルシェン つらら針 ロックブラスト 殻を破る 氷の礫 気合いの襷 スキルリンク

リィズさん考案のヤリちんまん初期型。対鋼枠にバシャーモ、鋼枠にジバコイルを採用しているのでややラティが重め。そもそもバシャーモを持っていないため、どの道使いようはなかったが


構築例その2 サンダーハッサム


種族 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
ガブリアス ドラゴンクロー 地震 逆鱗 ダブルチョップ 拘り鉢巻 砂隠れ
スイクン 波乗り 凍える風 追い風 絶対零度 ソクノの実 プレッシャー
サンダー 10万ボルト めざめるパワー(飛行) 熱風 拘り眼鏡 プレッシャー
ハッサム 虫食い バレットパンチ 剣の舞 クロバット 飛行のジュエル テクニシャン
モロバレル キノコの胞子 身代り ギガドレイン 日本晴れ ラムの実 胞子
パルシェン つらら針 ロックブラスト 殻を破る 氷の礫 気合いの襷 スキルリンク

少し前に考えたバレルパルシェンの改良型。ラムバレルを採用してカイリキーには強めになったのでブルンゲルスイクンに変更。対鋼枠にサンダー、鋼枠にハッサムを採用している。その1と比べると格闘耐性、ラティ耐性などが補強されて先制技持ちも2体確保できているため、自分はその1より気にいっている。ユキノオーヒードランの組み合わせがやや怖め


このヤリちんまんはかなり気に入っている構築であるためこれからもいろいろと考えていくつもり。ちなみに今使っているのは構築例その2。今のところこの6体が1番使いやすい