3/3(土) 第4回ゲー研オフ使用パーティー ラティライコウ
4勝2敗でブロック2位だったので予選落ちかと思いきや勝率の関係でなんとか決勝トーナメントに進出。しかし残念ながらそのチャンスを拾うことが出来ずベスト4という結果に終わってしまいました。
種族 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
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ラティオス | 竜の波動 | 波乗り | サイコショック | 10万ボルト | 拘り眼鏡 | 浮遊 |
ライコウ | 10万ボルト | 目覚めるパワー(氷) | リフレクター | 光の壁 | 気合の襷 | プレッシャー |
カイリュー | ドラゴンクロー | 神速 | 竜の舞 | 逆鱗 | ドラゴンジュエル | マルチスケイル |
ヒードラン | 大文字 | 竜の波動 | 大地の力 | 挑発 | オボンの実 | 貰い火 |
メタグロス | アームハンマー | 思念の頭突き | コメットパンチ | バレットパンチ | 拘り鉢巻 | クリアボディ |
ブルンゲル | 熱湯 | 自己再生 | トリックルーム | 溶ける | ソクノの実 | 呪われボディ |
全体解説
面子自体は前晒したラティライコウグロスと同じ。
ガブリアス、スカーフカイリキーを上から叩くことが出来て、電気、水、格闘、地面と優秀な耐性を持っているラティオスから構築をスタートした。
ラティオスを使う上で最も意識しておきたいのはやはりミラー。そこで光の壁を使うことでラティオス同士の撃ち合いを確実に制するためにライコウを採用。
ラティオスを入れるとハッサムやシャンデラの相手がつらくなるのでヒードランを採用。
ラティライコウドランの3体だとバンギラスが刺さってくるのでその対策としてメタグロスを採用。実際には他のポケモンと差し替えながら構築を回していたのでこの枠は最後に決まった。
地面の一貫性が高いのでラティオスの負担が重い。またブルンゲル、サマヨール、クレセリアなどの高耐久ポケモンの突破に不安が残るのでカイリューを採用。
カイリキー、ココドラ、トゲキッスに薄く、ドランに対する打点が欠けていると感じたのでブルンゲルを採用。
個別解説
ラティオス@眼鏡
臆病CS
竜波 波乗り ショック 10万
メインウェポンの竜波、ドランを削る波乗り、HDバレルを一撃で潰せるショックは確定。流星群はほしい場面が限られてくるので最後の枠は10万かトリックで悩んだが、今回はウォッシュドランやブルンハッサムに一貫する10万ボルトを選択した。高耐久ポケモンやコンボパに刺せるトリックも採用の余地はあるが、トリックを選択するタイミングの難しさとトリックをした後の火力不足が気になったので採用は見送った。
ライコウ@襷
臆病CS
10万 めざ氷 リフ 壁
対竜、対雨を軽くしたかったのでライコウには襷を持たせた。確実に1回動けるライコウは強い。対ジバコを考えてめざ地を採用しようかとも思ったが、襷を盾にしてドラゴンの処理を任せることもあったので今回はめざ氷個体を採用。
カイリュー@竜ジュエル
意地っ張りAS
クロー 神速 竜舞 逆鱗
これまでカイリューはほとんど珠でしか使ったことがなかったが、今回はドラゴンジュエルを持たせてみた。これは今回の構築ではカイリューに竜舞エースとしてだけではなく、潰しや削りとして働いてもらうことも考えたからである。珠の場合は神速を撃ちにいった場合マルチスケイルが潰れてしまうので基本的には竜舞を積んでから動くことになる。その場合潰したい相手を好きなタイミングで潰せないので不自由さを感じることがあった。しかしドラゴンジュエルの場合は素神速を撃って相手を処理した場合マルチスケイルを残したまま場に残すことが出来る。またラティを受ける鋼やドラングロスを潰す水電気をジュエル逆鱗で強引に削って、ラティドラングロスの一貫性を作り出すという動きも狙える。ジュエル逆鱗で相手を処理した後にマルチスケイルが残っていれば相手に更なる損害を与えることも期待できる。積むか積まないか選択して柔軟に立ち回れるので自分には珠よりジュエルのほうが使いやすかった。
ヒードラン@オボン
臆病HS
文字 竜波 大地 挑発
構築全体が水と格闘に厚いためドランで詰ませやすく、ドランをエースとして温存しながら立ち回る試合が多かった。対電気についてはサンダーロトムはラティカイリューライコウで対処できるので、ジバコをどう処理するかが鍵になってくる。地面弱点が3体だったので風船を持たせるかどうか迷ったが、構築全体を見渡した時に妨害要素が少なめでドランの挑発が重要になってくると思ったので削り殺されにくくなるオボンを持たせた。ジバコに薄めな構築なので眼鏡10万を受けても仕事が出来る体力を残せるのは大きい。ドランの真骨頂は処理のされにくさだと考えているので配分は当然HS。
メタグロス@鉢巻
意地っ張り H175(156)-A202(228)-B152(12)-x-D117(52)-S98(60)
アムハン 思念 コメット バレット
・A200ガブリの地震を最高乱数以外耐え
・C172水ロトムの眼鏡ハイドロポンプを最高乱数以外耐え
・スカーフトリック後に臆病キッス抜き
この枠は他にハッサム、カイリキー、ローブシンなどが候補に挙がった。ハッサムは岩耐性に欠けていてジバコイルに弱いのでボツ。カイリューもハッサムも基本的には積んでから殴るキャラなので、カイリューと組ませるならタイムラグなしで殴れるグロスのほうがいいだろうという考えもあった。カイリキーとブシンも岩耐性がありジバコを削れるという要請を満たすが、対ラティカイリューを考えてこの枠は最終的にグロスに落ち着いた。
この鉢巻メタグロスというのはかなり特殊なポケモンである。メインウェポンはアームハンマーであり格闘の打点を持ったポケモンとして立ち回ることが多いが、格闘を受けるエスパーや飛行による攻撃を半減するので範囲と耐性の一致した格闘ポケモンとみなすことが出来る。鉢巻を持たせることによってスカーフカイリキーの爆裂パンチ以上の打点で格闘技を撃つことが出来るので威力も十分だろう。
信頼と実績のリィズ配分。Aが204あると鉢巻思念でH4振りトルネロスが最高乱数以外1発になるのでSは削ってもいいかも。技構成はメインウェポンのアムハン、飛行やバレルパルシェンに入る思念、バンギラティを同時に殴れるコメット、先制技のバレットで大安定。
ブルンゲル@ソクノ
穏やか H205(236)-x-B120(236)-C105(0)-D143(36)-S80(0)
熱湯 自己再生 トリル 溶ける
・壁ソクノ+壁でC200ジバコイルの眼鏡10万2耐え
・ランク変化なし+溶ける1積みでA200ガブリの逆鱗2耐え
積むポケモンがカイリューしか入っていないので、積み合いになった際にカイリューが処理された場合は勝ち筋がかなり薄くなる。そこでブルンゲルには溶けるを採用した。カイリューやブシンのようなAを1段階上げてくる相手との積み合いには勝てるし、ガブリアスやハッサムのようにAを2段階上げてくる相手に対しても先に積んでおけば熱湯による火傷でワンチャンス狙える。
最初は溶けるを積んでいる間でも回復が出来る残飯を持たせようと思った。しかしこの構築のメインの勝ち筋はライコウの壁張りからの眼鏡ラティオスや竜舞カイリューのぶん回しであり相手のトリル、こご風、電磁波にはめっぽう弱いので、ブルンゲルのトリックルームがかなり重要になってくる。そこで安全にトリルを張るためにソクノを持たせることにした。
溶けるブルンゲルは積んでも火力が上がるわけではなく、悠長に積んでいると被弾回数が増えるため急所を引きやすくなる。そのため積むことは滅多にないが、溶けるブルンゲルが刺さる構築を使ってくる相手に対しては立ち回りの中心に据えて積極的に積んでいくことが多い。その場合はブルンゲルをエースのように扱って試合を組み立てることになる。
選出パターン
ドラゴン+鋼+補助という並びで場を整えたあとに裏から2体目のドラゴンを出して制圧。
ラティドランを軸に相手を削る。裏には相手のエースに対するストッパー、もしくはトリルエースとしてグロスを配置。