害悪ガブシェン

種族 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
ガブリアス ダブルチョップ 地震 身代り 剣の舞 光の粉 砂隠れ
パルシェン つららばり ロックブラスト 殻を破る 氷の礫 王者の印 スキルリンク
ボルトロス 10万ボルト 目覚めるパワー(氷) 電磁波 挑発 オボンの実 悪戯心
カイリキー 爆裂パンチ ストーンエッジ 冷凍パンチ バレットパンチ 拘りスカーフ ノーガード
エルフーン 威張る 追い風 アンコール 日本晴れ 気合の襷 悪戯心
シャンデラ シャドーボール 火炎放射 身代り トリックルーム 呑気のお香 貰い火


全体解説

相手に嫌がらせをする構築を使いたいと思ったのでカイリューパルシェンをリメイクすることに。弱点であったトリックルーム対策としてシャンデラを投入し、電磁波ミラーを考えてガブリアスを投入した。


個別解説

ガブリアス@光の粉
陽気 H205(172)-A153(20)-B116(4)-x-D113(60)-S169(252)
チョップ 地震 身代り 剣舞

・身代りがC105ブルンの熱湯を確定耐え

サマヨールブルンゲルが面倒だったため耐久に数値を割いたガブリアスを採用することにした。

サマヨブルン突破のために身代り剣舞は確定、バンギドラングロスに対する打点として地震を採用して、最後は撃ち分けが出来て身代りや襷を貫通して攻撃できるダブルチョップを採用した。

持ち物は電磁波混乱や身代りとの相性がよい光の粉。

パルシェン@王者の印
陽気AS
つらら ロクブラ 破り 礫

電磁波や追い風から破らずに殴ることが多かったため王者の印を持たせることにした。苦手な相手でも強引に突破できる可能性が出てくるため非常に強力なアイテム。また電磁波混乱のサポートを受けながら積むことに成功した場合は驚異的な制圧力を発揮できる。

ヒードランが重めなのでハイドロポンプが欲しいと感じる場面はあったが、それ以上に礫を切れないと感じる場面が多かったため最終的にこちらを採用することに。

ボルトロス@オボン
臆病 H175(164)-x-B94(32)-C153(60)-D100(0)-S179(252)
10万 めざ氷 電磁波 挑発

・A205メタグロスの鉢巻思念確定耐え
・A205ボーマンダの逆鱗を最高乱数以外耐え
・C216シャンデラの大文字確定耐え

耐久に多めに数値を割いてオボンを持たせることにした。ボルトロスは耐久がそこまで高くなく、1回の攻撃で受けるダメージはそれなりに大きいものとなるので残飯よりもオボンの方が相性が良い持ち物だと言える。

技構成についてはメインウェポンの10万、電気技を無効にしてくる地面タイプやFCボルトを殴れるめざ氷、相手のSを奪う電磁波までは確定。最後は挑発を採用することにした。ピンポ気味な処置になりがちだが、電磁波軸の立ち回りの弱点であるトリックルームに対する対抗手段を電磁波を撒くボルトロス自身に持たせるのは理に適っていると言えるだろう。

身代りも非常に強力な技であり挑発とどちらを採用するか迷ったが、挑発で勝ちを拾うことが多かったのでこちらを選択することにした。

Sの高さから攻撃役としても非常に優秀なので攻撃する方がアドになるのか、電磁波を撒く方がアドになるのかを見極めて立ち回りたい。

カイリキー@スカーフ
陽気AS
爆裂 エッジ 冷凍 バレット

ウホッ!いい男・・・

エルフーン@襷
臆病HS
威張る 追い風 アンコール 日本晴れ

対天候の日本晴れと味方を動かすための追い風は確定、手動天候変化によって生じる隙をカバーできるアンコールも欲しいところ。ラス枠には対天候要因として選出したにも関わらず相手が天候アタッカーを選出しなかった場合に腐ってしまうことがあったので威張るを採用することにした。

トルネロスの挑発を恐れずに1回は行動出来るように最速。

シャンデラ@お香
控えめHC
シャドボ 放射 身代り トリル

ラティオスシャドーボールで落とすために控えめでCぶっぱ。少しでもトリルを張りやすくなるように残りは耐久に振った。

技構成についてはラティブルンを殴るためにシャドボ、ナットハッサムを殴るために放射、トリルに対して切り返すためにトリルを採用し、最後は身代りを採用した。身代りはパルシェンを狙った先制技を透かしながら張る機会が非常に多かった。またシャンデラパルシェンの苦手なブルンゲルや鋼に対して打点を持てるためパルシェン+身代りシャンデラは非常に強力な組み合わせであると感じた。小さくなるの採用も検討したが切れる技がないので採用を見送った。

持ち物は電磁波混乱や身代りと相性の良いお香。


選出パターン

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ボルトロスの電磁波や削りを中心にゲームメイク。基本的にはカイリキーを選出するが、天候相手にはエルフーンを選出してガブシェンシャンデラを動かす。砂相手にはエルフーン+カイリキーという選出をすることも。アタッカーについては前パルシェン、裏ガブリアスのパターンが多いが電磁波をはじめとする電気の一貫が気になった場合は前にガブリアスを置く。相手にトリックルーム要員がいる場合や刺さっている場合はシャンデラを選出。


所感

鋼が入っておらず全体的に耐久が低めで一見不安定な構築に見えるが、ボルトロスの電磁波、カイリキーの混乱、襷エルフーンの追い風と自分優位でゲームを進める要素が含まれている上に、粉ガブリアス、印パルシェン、お香シャンデラと不利な状況をひっくり返す要素が含まれているため適切に回すことが出来れば勝ち筋を拾いやすい構築になっている。このように攻撃的な構築を使うことはあまりないので良い経験になった。