カイリュードランガッサ
| 種族 | 技１ | 技２ | 技３ | 技４ | 持ち物 | 特性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | ダブルチョップ | ドラゴンクロー | 拘りスカーフ | 鮫肌 |
| ライコウ | １０万ボルト | 目覚めるパワー（氷） | リフレクター | 光の壁 | 光の粘土 | プレッシャー |
| カイリュー | ドラゴンクロー | 神速 | 竜の舞 | 逆鱗 | 命の珠 | マルチスケイル |
| ヒードラン | 大文字 | 竜の波動 | 大地の力 | 挑発 | オボンの実 | 貰い火 |
| キノガッサ | タネマシンガン | マッハパンチ | キノコの胞子 | 剣の舞 | 気合の襷 | テクニシャン |
| ブルンゲル | 熱湯 | 自己再生 | トリックルーム | 溶ける | 食べ残し | 呪われボディ |
配分
| 種族 | 性格 | 配分 |
|---|---|---|
| ガブリアス | 陽気 | H183(0)-A182(252)-B116(4)-x-D105(0)-S169(252) |
| ライコウ | 臆病 | H167(12)-x-B95(0)-C166(244)-D120(0)-S183(252) |
| カイリュー | 意地っ張り | H167(4)-A204(252)-B115(0)-x-D120(0)-S132(252) |
| ヒードラン | 臆病 | H197(244)-x-B127(4)-C151(4)-D127(4)-S141(252) |
| キノガッサ | 陽気 | H136(4)-A182(252)-B100(0)-x-D80(0)-S134(252) |
| ブルンゲル | 図太い | H207(252)-x-B132(236)-C105(0)-D128(20)-S80(0) |
全体解説
テクニシャンキノガッサ解禁当初から使っている構築その２。
カイリューのA204竜舞珠神速、C151ヒードランの竜波動、A182キノガッサの剣舞テクニマッパがそれぞれ無振りガブリアスを半分削る威力であり、ガブリアスの入った構築相手に立ち回りを組み立てやすそうだと思ったのでそこから構築をスタートした。
あとは面倒なポケモンに強いゴーストの中でも水打点と再生技を持っていて最も使いやすいブルンゲル、ドラゴンに強いドラゴンであるスカーフガブリアス、電気耐性を補うライコウを採用。
結果的にはカイリュー軸グッドスタッフのビリジオンをキノガッサに変更した構築となった。
個別解説
ガブリアス＠スカーフ
陽気AS
逆鱗 地震 チョップ クロー
控えめスカーフラティオスを許さない最速スカーフ。スカーフラティオスが強すぎるせいで今は陽気しか使う気にならない。臆病スカーフラティオスの冷凍ビームは勘弁。
ライコウ＠粘土
臆病 H167(12)-x-B95(0)-C166(244)-D120(0)-S183(252)
・H183-D106ガブリアスをめざ氷で乱数１発(9/16)
・A200ガブリアスの鉢巻ダブルチョップで乱数２発(14.86%)
襷をキノガッサに取られてしまったので悲しみの粘土。確実に詰められる襷を使いたいが、粘土も強かったのでこれはこれでいいかなと。壁さえ張れてしまえばかなり温い立ち回りをしていても勝てるのが粘土の強み。
カイリュー＠珠
意地AS
クロー 神速 竜舞 逆鱗
最強の構成。説明不要だろう。
ヒードラン＠オボン
臆病HS
文字 竜波 大地 挑発
最強のアイテムである眼鏡を持たせたいところだが、この構築だと任せている相手が多いので拘りアイテムは持たせないことにした。
役割が多いということで持ち物は過労死を防ぐオボン。構築全体の地面の一貫性が高いことから風船を持っていると読まれるのを逆手に取るという意図もあったが、レートでは普通に地震を撃たれるので風船の方がいいだろう。
技構成については文字竜波は確定、相手のヒードランが重いので大地は欲しいというところまですんなり決まってラス枠をどうするかといったところ。
基本的には身代りか挑発のどちらかを選択することになると思うが、自分は挑発を選択した。なぜかというと身代りはあると楽になる技で、挑発はないと困る技だからである。
身代りは確かにあると便利な技だが、現在ヒードランに対する打点はかなり意識されているため一貫する状況が生まれることはそうそうない。使う場面としては序盤に択を当てて通す、もしくは終盤に格闘や水を排除してから詰めの段階で使うといったあたりだが、直接勝ちに繋がる場面というのはそこまで多くない。例えばハッサム＋テラキオン相手ならハッサムに合わせて身代りを張るより直接処理をした方が早いし、ユキノオー＋スカーフガブリアス相手なら身代りが無くても殴り勝てる。
挑発は撃つ場面はピンポイントではあるもののスイクンの追い風、クレセリアのトリックルーム、ブルンゲルの自己再生を封じて一気に勝ちを引き寄せることができる。そのため勝率を底上げするためには挑発を持たせるのが良いだろうと判断した。
壁との相性や対バレルガッサを考えると身代りも悪くはないと思うが、自分は挑発を切ったドランを使って得をしたことがないので絶対に切らないようにしている。
ヒードランは技が4つ割れてしまうと非常に弱いのでうまく技を隠しながら立ち回りたい。炎技と竜の波動を持っていることはほぼ確定なので残り2枠は序盤から見せないように気をつける。
溶けるブルンゲルまで考えると詰まされないように剣舞が欲しくなる。
ブルンゲル＠残飯
図太い H207(252)-x-B132(236)-C105(0)-D128(20)-S80(0)
熱湯 再生 トリル 溶ける
・C161キングドラの眼鏡竜波動を残飯回復１回で乱数２発（22.75%）
B実数値を11nまで確保して残りを特殊耐久に回すと大半の特殊攻撃のダメージがずれるラインまでD実数値が上がるのでそのように配分した。
持ち物は残飯。自己再生を選ばずとも回復ができるので過労死させられることなく有利な相手に徹底的に強く出れる。天候ダメージを打ち消せるのも大きい。
ガブライコウカイリューが電気に強く、ドランガッサが草に強い。またシャンデラにはガブドランが強く、バンギラスにはガブガッサが強い。つまりブルンゲルの突破ソースに圧力がかかる構築なのでかなり活躍させやすい。実際にブルンゲルで詰ませて勝ちというのはかなり多かった。ただ遂行速度が遅いので常に急所の危険性が付き纏うことには注意したい。
選出パターン
基本選出
＋＋or
or
カイリュードランを軸に立ち回る。表ライコウ、裏ガブリアスはほぼ決まりだが、ブルンガッサは表と裏の両方に置く。どんな相手でも選出は基本こんな感じ。
所感
ライコウが襷を持っておらず、安定して動くことができないという部分が気になったので当初のコンセプトからはズレるが ライコウ＠襷 カイリュー＠ドラゴンジュエル キノガッサ＠珠 というように持ち物を変更するのもありだと感じた。テクニシャンキノガッサ解禁当初は襷以外汎用性に欠けると考えていたため、構成を変更しての対戦数は少ないのでもう少し回してから判断したい。
ビリジオン
・特殊耐久が高い
・S108族
といったあたりで、ビリジオンは雨パとヒードランにより強く、キノガッサは砂パとトリパにより強いという特長がある。どちらも使ってみたところ一長一短であり、この構築では一概にキノガッサ＞ビリジオンであるとは言えないと感じた。ちなみに自分はキノガッサの方が好きなので優先して採用することが多い。
積み技、先制技、壁、トリックルームが組み込まれており、タイプバランスも取れているということで各種方面に対する耐性が整っており非常に使いやすい。環境の影響を受けにくいため長く使える構築だと思う。
