崩しと詰め

自分がローテで構築を考える際は崩しと詰めで攻撃役を分けて考えている。

崩しというのは序盤に相手を削って後続の一貫を作り出す駒で、鉢巻コバルオンや眼鏡水ロトムなどが当てはまる。多くの場合鉢巻や眼鏡などの強化アイテムを持ったポケモンがこれに該当する。

詰めというのは中盤から終盤にかけて試合を決めにいく駒であり、珠ハッサムや鉢巻ファイアローなどが当てはまる。襷やスカーフ、もしくは強力な先制技を持ったポケモンが該当する。

また展開に合わせて崩しと詰め両方を担えるポケモンも存在する。スカーフガブリアスや珠カイリューあたりが代表的だろうか。

崩すポケモンばかりだと終盤に詰め切れず、詰めるポケモンばかりだと序盤の択の取り合いを制することができないので、なるべくどちらもバランスよく組み込むことにしている。


例えば王道を往くバンギガブだと

【崩し】眼鏡水ロトム

【詰め】襷バンギラス、珠ファイアロー、ラムナットレイ

【崩し+詰め】メガガブリアス

【補助】輝石サマヨール

となっている。積極的に相手を崩しにいけるのは水ロトムだけということで出さない試合は無かった。攻撃役のバランスはやや悪いか。


5th構築だと霰カイリューコバルでは

【崩し】鉢巻コバルオン、眼鏡水ロトム

【詰め】珠ユキノオー、襷シャンデラ

【崩し+詰め】スカーフガブリアス、ジュエルカイリュー

となっている。コバルロトムで崩してドラゴン珠ノオーで締めるというシンプルな形。攻撃役のバランスがよく、選出の幅が広い。


ローテにも色々な考え方があると思いますが、この記事の内容が感覚的に合うと感じていただけた方は意識して構築を組むとより気持ちよく対戦できるかもしれません。